遍歴行者であるスバッダは 、尊師のもとで出家することができた 。教団に受け入れられることができた 。
教団に受け入れられてまもなく 、尊者スバッダは 、ひとりで 、群集から離れて暮し 、怠ることなく 、熱心に 、精神修養に努め励んでいた 。
まもなく 、それを得るために立派な人々が家から出て家無き状態に正しく出家するところの 、その無上の清浄行という究究極の目標を 、現世においてみずから 、さとり 、証し 、具現していた 。
そうして 「生存は尽きた 。清浄行はすでに確立した 。為すべきことは 、すでに為し終った 。もはやこのような状態にもどることは無い 」とさとった 。
尊者スバッダは 、尊敬さるべき真人の一人となった 。かれは尊師の最後の直弟子となった。
(大般涅槃経)

さて、尊師の最後の直弟子の尊者スバッダは不奔逸に修行して遂には悟り、「清浄行を確立し、為すべきことを成し終えた」つまり修行完成者(如来)となりました。
この尊師スバッダは修行完成者ですから乞われれば寿命を伸ばすことは可能だったのでしょうか?

また他の500人の阿羅漢、特に十大弟子や五比丘はどうなのでしょう?
乞われれば寿命を伸ばせたのでしょうか?