自分はなんだか10代の後半に
座禅とか悟りとか憧れはじめたけど
何で憧れたかなと考えると
自由な感じがするのと
人間社会の色々に縛られず
生きてる感じに魅力を感じたような気がする

私の具体的なイメージは
外を歩いて外に座って外に寝て
もらったもの食べて寝てまた歩く
それを淡々と続けていく生き方
特に何かを生み出したりすることもなく
ただ、この世界を味わうような生き方に憧れて

最初禅寺を訪ねて半年ぐらい厄介になったけど
親切に寺から学校行けといわれてしまって
私は学校嫌いだったのでうんざりしてしまって
即やめてしまった

その後しばらく家にもどり
時折橋の下とかで座ったりして過ごしてたんだけど
外で生きていこうと思って
実際にやってみたら数ヶ月はとても楽しんだし
用事もなく目的地もなくしなくてはいけないこともないことは
最初はとても怖かったがとても気持ちが広がっていった
空を屋根にして生きてる感じも自然に思った
今でも自然に思い出して良い気持ちになる経験もある
次第に繰り返しになってしまってやらなければいけないこと
が増え続けると、つまらないのにがんばって続ける感じになった

今でもその憧れがあり、一生続けたらかっこいいなあとか
思ってしまうけど、ようやく自分の奥からの欲求がでてきたようで
完全につまらなくなってしまうと、続けることは苦しみでしかなかった
楽しさで始めてしまったので苦しみに変わってしまっては
続けることができなかった
さっさとやめて友達を作ろうと思った
その時できた最初の友達が20年以上続いてる友達

今でも最初のころの憧れのイメージはもっていて
それができるほど私は憧れも強さもなかったなあと思っています
更にその過去にさえ憧れることになっています

みなさんは、何を求めてこういったことをしていますか?