劣等感とか、憎悪とかのない世界を作り上げる。自分の内面を限りなく影のない状態にする。
そして全ての陰りを失って苦悩しなくなった後には、ただ他者の苦しみに共感できないという陰りが残る。
普遍的で、全てに共通する本質的な痛み(苦痛からの逃避)を背負い苦しむことで、全ての生き物への慈悲へと昇華させることが、平和への最良の選択なのかもしれない。

思い出したけど、苦しみからの逃避を否定したのは虚無であるの価値観だが、
全部言うと、全ては虚無でしかないと知り、あらゆる苦悩と和解することだ。虚無と和解。そして和解するところに謎の安楽がありました。
生物の本懐とは、この虚無と和解にたどり着くことにあるのだろうと思う。
そして一つの時代に生まれた者として、この虚無と和解に歩けるように与えることを諦めたくないなと考えたりする。

(寝れないので書いた)