色々な宗教を学んでいるけど、ここの教義はかなりよく出来ているね。
キリスト教のような救済宗教と自力型仏教の両者の良い所が、あまり表に意識されない形でうまく入っている。
キリスト教の救済観と仏教の悟りはどちらか一つだけでも強力なんだけど、両者が合わされば鬼に金棒、相当な力を発揮する。
宗教でも難しいとされている自力と他力の絶妙なバランスが自然と身に付く絶妙な配慮がなされてるね。
これはうまく生かせば、相当な力を発揮するよ。
元々密教にも加持、入我我入という考え方があるが、ここはそれをさらに進化させた感じとでも言うべきか。

教義の組み立て方を見ると、教祖は宗教的素養もあったんだろうけど、なによりどうすれば悩み苦しむ人たちが良くなっていくかという点に
重点を置いて色々と試行錯誤とフィードバックした結果教義を積み上げていったように思う。