八正道の修行のうち、正精進、正念、正定の三つは、戒定慧の三学のうち
定学に相当するのだが、その定学を修めた段階における正見、正思惟は、
説法や経典教学、あるいは議論等の言葉や文字を通して学んだ知識概念
としての理解ではなく、洞察による理解になってくるが、その段階では
自分自身の瞑想修行を通して感得した洞察から、輪廻転生の実相も分かる
ようになってきます。

簡単にいうと、止観の禅修行をやれば自分で分かります。