>>59
まぁガラパゴス鎖国の発想になって国際競争優位性を下げる決断にしかならないってことよね
いずれにせよ借金問題が仮にクリアできても経済的にはジリ貧よね

ちなみに利払いについて

もし政府ないし中央銀行が、インフレ目標を達成した後でも、短期金利上昇に伴う統合政府の利払い負担増大を避けたい、と考えるならば、
(1)インフレになっても金利を上げない、(2)法定準備率を上げ、銀行が無利子でも義務としてもたなければいけない準備預金を増やすという実質的な銀行課税強化に踏み切るか、利払いと等価な特別課税で利払い分を相殺するしかない。

 なお「準備預金制度に関する法律」の第4条第3項では、日銀は、準備率変更にあたっては、金融機関の預け金の保有に伴う負担を考慮しなければならない、とされている。
準備率操作が事実上、金融機関への課税措置であることに鑑みれば、付利しない所要準備を大幅に引き上げて金利上昇のコストを金融機関にすべてしわ寄せするのは、法の精神に照らして問題がある。
また、唐突な準備率の大幅引き上げ等は、銀行株を急落させるリスクが高い点にも注意する必要があるだろう。

 いずれにせよ、統合政府の利払い負担を回避するには、「永遠のゼロ」か「銀行への課税強化」という方途しか存在しない。中央銀行が国債を全部買い上げても、政府の利払い負担軽減の決め手にはならないのである。

https://diamond.jp/articles/amp/118899?display=b