信仰の目的は、本当の親孝行をすることである。

自身が健康で、夫婦になり子どもを与えてもらい、家庭円満、家が続いていく。仕事があり、お金の与えがあること。親に心配をかけず、安心してもらうことである。

それらを実現するために、教えを実践し、ほこりを払うのである。

本当の親孝行とは、自分自身が幸せであること。幸せとは、健康、お金、人情を十分に神様から与えてもらえるだけの徳を持つこと。

本当の親孝行ができるように、今できる親孝行をするのである。

人間は親に喜んでもらった分しか幸せになれないのである。

元初まりの話によると、

夫婦は一対一、一すじ心であるこら、親孝行で相思相愛。

子どもは親の心通り素直に育っていく。

この生まれ替わりの中に、親が子となり、子が親となり、互いにたすけ合い、陽気ぐらしする。

だから、家が絶えない、命が続く御守護は尊いのだ。

天理教では、夫婦仲第一と教えられる。

夫婦仲第一のポイントは親孝行である。

特に結婚するまでの青春時代に、どれだけ親に合わし、尽くしたか。喜んでもらった分、素晴らしい配偶者を与えていただける。

西成大教会直轄成國分教会長 酒井耕平