Facebookの投稿より

「さんさい7月号」に、信仰エッセイ「 『子供は全て天才を持っている』と信じること」と
元渕鉱名高分教会教人の文章が掲載されていた。
それを読み、その感想は「結構なご家族やな〜さぞ徳のある方々やろな〜」だ。
才能ある娘さん方がいて、そして本教から金をだしてやろうというチャンスに恵まれた。
その結果、オリンピックや弦楽の世界で活躍され、親として素直に嬉しいやろな〜と思う。

ただ、娘さん方のそのチャンスには、才能にもチャンスにも恵まれない子供を持つ
大多数の熱心な本教信者からの真実のお供が、
惜しみなく使われている。だからこの文章は、その言い訳にしか聞こえない。
留学させるお金はない。そんな余裕はない。
でも、本教のお偉方からも指導者からも
「金の心配は無用」と言わんばかりに懇願されたから娘たちを留学させたし、学ばせた。言い訳だろう。

大多数のおぢばから離れて暮らす信者子弟は、
お金がなかったら、余裕がなかったら、そんなことは諦めざるをえない。
だいたい、ダイビングやバイオリンやコントラバスの弦楽器を習わせられる環境がどこにあるだろうか。

本教は、信者からの真実のお供で成り立っている。
そのお供はすべて「谷底せり上げ」で人助けのために平等に使わねばならないはずだろうに、
ごく一部の限られたおぢばに住む才能をもつ者に多額の金を使うのは如何なものか。
谷底はせり上げられたのか?真に才能あるものは、公が放っておかない。日本国の支援を受ければいい。

そして、過去に本教から多大な恩恵を受けた天理ムラ住人の方々は、
それをベラベラと本教内外で公にしないでほしい。
今日の夕食にありつけないものが、この世界にいる以上、
今日、子供にかける費用をほとんど削り、上級教会・大教会を経由して本部にお供えする教会長や信者がいる限り、
眩しすぎるご守護を頂けたおぢばの一握りの人々の華やかな姿はいらない。知らない方がいい。

天理教教会本部に集まるお金は著しく減っているという。
信者はきちんと見ている。
信者を舐めてはいけない。