【神運営】アズールレーンpart14578
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🌟 大川隆法著 『信仰の法』
第6章 人類の選択 ー 地球神の下に自由と民主主義を掲げよ 1 二十一世紀は「平和と安定」か「人類の淘汰」か
二十二年ぶりに東京ドームで講演をしたことの意味
二〇一七年の八月二日に、私は二十二年ぶりの東京ドームで、本章のもととなる講演をしました。
私は、一九九五年までに東京ドームで十回の講演をしましたが、そのころにはまだ生まれていなかった方々も、今では幸福の科学の職員や活動家になっています。うれしいことです。
その後は、深く静かに活動を続けながら、全国・全世界に教えを広げてきました。すでに、二千三百冊を超える著書を出版し、二千六百数十回の講演をしました(二千十七年十一月時点)。私の講演を聴いた方は数億人に上ります。
八月二日の夜には、東京ドームから全世界の約三千五百ヵ所に衛星中継がかかりましたが、国によってはすぐには届かない所もあり、本公演が最後に会場で視聴されたヴぉは十月だそうです。「世界は広いなあ」と、つくづく感じます。 「この地球全体に向けて教えを発信することは、限りなく重く強い責任感を必要とすることである」と感じています。
しかし、それをもう三十数年やってきました。
一九九一年に東京ドームで初めて講演をしたときには、それは、「新しい宗教の不思議な光景」として広く全国に知られましたが、一般の方々の理解を十分に得られないこともあって、当会の信者の皆さんにはさまざまなご心労をおかけしたこともあります。
それから、全世界で教えを弘めてきました。
今、私は、かすかな、小さな自信を持っています。
東京ドームから全世界に向けて教えを説ける人が、今、私の他に地球上にいるでしょうか。
これが、私が存在し、みなさんに教えを説いていることの意味です。
みなさんは、どうか、後々の世まで、「主は、二十一世紀の前半において、人類を見捨ててはいなかった」ということをお伝えください。
世界の人口は七十億人を超えました。教えを届けるのは大変です。
しかし、「この二十一世紀が、平和と安定の世紀となるか。それとも、増えすぎた人類が淘汰されるときとなるか」ということは、ひとえに、現在ただいまのみなさんと、みなさんに続くであろう人たちの行動にかかっているのです。
なぜ、私は二十二年ぶりに東京ドームで話をしたのでしょうか。
それは、゛今”という時が、人類にとって「未来を分ける時」であり、ちょうど山の頂に登り詰めた時にも当たるからです。 「始原の神」「創造の神」であるアルファ
私が「人類創造」を志したのは、今からもう、三億年も四億年も前のことになります。
現在の科学では認められてはいませんが、みなさんの先祖は、三憶年以上の昔、あの恐竜が地球を徘徊していた時に、この地上に生まれたのです。
ある者は霊体として存在していましたが、最初に、そのうちの数百人を実体化させて、この世に肉体を持つ存在として送り込みました。
また、違った種類の人々は他の宇宙から来た人々であり、そのなかから、この地球の環境に適合できる人たちを選んで地上に下ろしました。
もう一種類の人たちは、宇宙からこの地上に下りようとしても、そのままでは肉体として地球の環境に不適合であるため、ハイブリッド(合いの子)にし、地球に住みやすいかたちにつくり変えて地上に下ろしました。
人類の創成期には、この三種類の人間を地上に住まわせました。
そして、私はそのころ、「アルファ」という名で地上に生まれました。
これが、人類の最初の指導者の名であり、今、「エル・カンターレ」という名で呼ばれているものの、「主」といわれるようになる起源です。
その名はアルファ。「始原の神」「創造の神」です。 ここ百万年で、人類は七つの文明の興亡を見てきた
私は、初めてこの地上に下りしときより、「創造」を旨として、さまざまなものを創ってきました。
いろいろな考え方や特徴を持っている人々を融和させ、協調させ、地球人として一つにするために、たくさんの文明を起こしました。
そのなかには、私の考えを理解できず、民族の違いや肌の色の違いによって、戦争をする者も数多く生まれてきました。
しかし、私は、三億三千万年の間、寛容の心で、人類の緩やかな進化と発展を見守ってきました。
今もまだ、人種差別、レイシズム(人種主義)として、肌の色による差別は存在します。
また、国によって、経済のレベルや知的レベルに差があり人間の命の価値が百対一ぐらいに違うところも、おそらくはあるであろうと思います。 長い時間をかけて、さまざまな試みを行ってきました。
地上には、いろいろな救世主を送り込んできました。同じ時代に送ったこともあります。
そして、その周りに民族的な宗教が出来上がってきましたが、神の愛による宗教が、人々を相互不信に陥らせ、互いに疑わせたりしたため、他を排斥しようとする戦いが、過去、何度も起きました。
長い話はしません。何億年もの話は、みなさんにはおそらく不要でしょう。
しかし、少なくとも、この百万年ぐらいの間に、人類は、七つの文明を、そして、その興亡を見てきました。
私が言う文明とは、「大陸ごと、繁栄するか、消滅するか」という、大きな意味での文明です。
今、栄えているのは「第七文明」です。
この「第七文明」が、終わりを迎えるか。それとも、まだ先まで続いていくか。それが゛今”にかかっているのです。
(注。『太陽の法』では、過去百万年間の文明として、ガーナ文明、ミュートラム文明、ラムデイア文明、ムー文明、アトランティス文明があったと記憶している。
さらに加えて、アトランティス文明と現文明の間に、「アズガルド文明」とでも呼ぶべき北欧中心の文明がある。宇宙とも交流があり、キリスト教以前のヨーロッパの宗教のもとになっている。
オーデイン、マイテイ・ソー(トール)、ロキなどの起こした文明で、エジプト文明・ギリシャ文明等の現文明への影響が大きい。寒冷化で農業生産が落ちて、文明として衰退した。 2 世界各地にある「核戦争の危機」
今、「北朝鮮の核開発」による三回目の危機が訪れている
(現在の問題の)一つは何か、お分かりでしょう。
アジアにおいて、新しい゛火種”が持ち上がっています。
言うまでもなく、それは、北朝鮮による核開発や弾道ミサイルの実験です。彼らは、自国を「アメリカと互角に戦えるようにしよう」としています。
彼らの立場から見れば、それはもちろん、自国の防衛のためであり、アメリカからの攻撃を防ぐために軍事力を強化しているのでしょう。
しかし、アメリカの側から見れば、どうでしょうか。アメリカ本土をも攻撃できるようなICBM(大陸間弾道ミサイル)をすでに持っており、原爆実験や水爆実験にも成功した北朝鮮に対して、あの国が黙っていられるはずはありません。
まだまだ交渉する余地があるように言う人もいます。逆に、「話す時間はもう終わった」と言う人もいます。
八月二日の講演において、私は、「アメリカの本心は、おそらく、この一か月以内に決まるであろうと思います」と述べましたが、いずれにしろ、アメリカの決断が人類の未来を分けることになると思います
(注。その後、『緊急守護霊インタビュー金正恩vs.ドナルド・トランプ』〔八月二十九日収録〕でトランプ氏の守護霊が本心を語り、
九月十九日の国連総会演説で、トランプ氏本人が、「自国や同盟国の防衛を迫られれば、北朝鮮を完全に破壊する」と、守護霊と同様の強い警告をした)。 北朝鮮の核問題に関して、アメリカは、今、三回目の苦悩に陥っています。
一回目は1994年です。そのころに北朝鮮の核開発疑惑が持ち上がりました。クリントン政権のときです。
このとき、クリントン政権は北朝鮮の核施設への攻撃を真剣に検討しました。しかし、コンピュータによるシミュレーションで、「韓国人が百万人、アメリカ人が十万人は死ぬ」という予想が出ました。
当時の韓国大統領は金泳三氏で、今の文在寅大統領の(政治的な)「先生」に当たるような方です。
彼は、その予想を見て、「百万人も死ぬのだったら困るので、攻撃はやめてください」とアメリカに言いました。
アメリカは、韓国の合意が取れないので攻撃を中止し、北朝鮮と話し合いをすることにしました。その結果、北朝鮮の初代国家主席(金日成)は核開発の凍結を約束しました。
私は、そのころ、講演会で北朝鮮の核開発の危険性を指摘し、その対策が必要であることを述べました(「ユートピア創造論」参照)。
また、当会が製作した映画の第一回作品で、1994年に公開した「ノストラダムス戦慄の啓示」のなかでも、北朝鮮の核ミサイルの危機について描いています。
もうすでに、そのころから警告はしていたのです。
二回目の危機は2008年から2009年にかけてであり、金正日がトップをやっていたころです。
このころ、北朝鮮は核開発をさらに推し進めることを決定しました。しかし、残念ながら、アメリカは共和党政権から民主党政権、つまりオバマ政権へと代わり、また、同時期に、「リーマン・ショック」といわれる世界大不況が起きたため、実戦には至りませんでした。
この二回の機会をアメリカは逃していますが、北朝鮮のほうは、三代目の金正恩の代に入り、今、「仕上げ」に入っているのです。それが彼の体制だろうと思います。
いずれにしても、残念な話ではあります。 私のほうは、今、百万人以上の人が亡くなったとしても、霊界において、その人たちの魂を回収できる態勢をつくらなければいけないので、仕事を急いではいますが、それをアメリカがどのように判断するか、これから、みなさんは見ることになるでしょう。
もし、アメリカがアクション、行動を起こしたならば、北朝鮮という国は崩壊します。しかし、数多くの人が亡くなることになるでしょう。
もし、アメリカがアクションを起こさなかった場合、トランプ大統領に決断力がなかった場合には、おそらく、アメリカは「スーパー大国」の立場から降り、世界の覇権国家ではなくなるでしょう。今後、アメリカの忠告を聞くところはなくなるはずです。 アジア、中東の核をめぐる状況
危機は、すでに、あちこちにあるのです。
例えば、中国とインドの間にも、危機はあります。ブータンという国があります。あるいは、ネパールという国があります。こういう国々も中国の侵攻を恐れています。インドは、今、カリカリきていて、いつでも核戦争が起きかねない雰囲気はあります。
このようなときに、世界にリーダーがいなかったら、止めることはできないのです。
過去を振り返れば、そうした危機は幾つかありました。
1962年ごろには、「キューバ危機」というものもありました。
キューバという島にソ連のミサイル基地がつくられ、ここに核装備をされたら、アメリカのほぼ全土が核ミサイルの射程範囲内に入るというときがあったのです。
このとき、ケネディ大統領は、一般には「海上封鎖」といわれている海上臨検を行って彼らの退去を要請し、ソ連のフルシチョフ首相がそれを呑むことによって、核戦争の危機は回避することができました。
それ以外にも、もちろん、核危機はあります。
インドとパキスタンの間にも、核戦争の勃発寸前のときはありました。
イスラエルにしても、周りのアラブ諸国に対しては、いつも核危機の恐怖を与えているはずです。イスラエルは、「小さな国なので、核兵器を使わなければ護れない」と思っているからです。
それに対抗して、今、イランという国についても、北朝鮮の゛次の核開発の問題”として出てくるであろうと考えています。 3 「世界的正義」に照らして各国の現状を観る
さまざまな国が愛国心をもって国防をするということは、その国の安定と発展のためには大事なことです。それは認めましょう。
日本の国のなかで地方自治が認められているように、地球のなかで、二百ヶ国近い国がそれぞれの国の自衛のために国防をするのは、当然のことだと思います。
しかしながら、それは一つの物差しであって、すべてではありません。もう一つの物差しは、「そうした考え方のなかに『世界的正義』があるかどうか」ということであり、これが大事な点だと思うのです。
例えば、今、北朝鮮の指導者には、世界の声は全く聞こえていません。
また、中国の国家主席には、「国内法」と「国際法」の区別が、ほぼついていません。
ロシアは、半ば「独裁国家」という側面もありますが、残りの半分では「自由」と「民主主義」を求め、ロシア正教の公式な復活を目指しているところです。
そのように、あちらにもこちらにも、たいへん難しい状況があります。
この状況を考えるに当たり、一つのたとえで述べるとすれば、次のようになります。 ・アメリカ
アメリカ合衆国では、トランプ大統領の登場に当たり、マスコミから非常に厳しい批判が続きました。大統領への就任以降も、トランプ批判は鳴りやみません。その筆頭は、CNNという国際的な大きなテレビ局です。
そこのニュース番組のメインキャスター、アンカーマンの一人などは、本当にトランプ大統領と敵対し、対立しているように見えます。しかし、彼はおそらく、生命の危機は感じていないだろうと思います。これが、アメリカ合衆国です。
・ロシア
もし、ロシアで、CNNのような代表的なテレビ局のニュースキャスターが、プーチン大統領のことをずっと批判し続けたらどうなるでしょうか。
それは、確実に暗殺されるでしょう。過去、すでにそういうことはありました。
・中国
もし、中国において、CNNのように、中国政府、あるいは習近平主席の間違いを糺したらどうなるでしょうか。もちろん、そのメインキャスターは牢獄行きとなると思われますが、劉暁波氏のような最期を迎えられれば一番よいほうでしょう。
実際にはその前に粛清されることが多く、おそらく、その会社自体も国営化され、消されていくだろうと思います。
しかし、その習近平氏も、過去に六回以上の暗殺未遂に遭っています。中国の歴代の指導者としては、最も暗殺を恐れている指導者とも言われているようです。そうであるからこそ、強い指導者を演出し続けているというのも、確かなことなのでしょう。これが中国です。
・北朝鮮
それから、北朝鮮ならどうでしょうか。そもそも、CNNのようなものなど、存在不能です。北朝鮮の映像に映っている人を見てください。たいてい、本当に笑っているのは金正恩氏ただ一人です。これは、完全なる全体主義国家です。社会主義的全体主義といってもよいでしょう。
中国の状況は、北朝鮮に次ぐものの、やや、権力闘争が許されている面もあって、少しは緩いのですが、これを変えるには、まだ時間がかかるように思います。
このようなものが、現実に置かれている状態なのです。
したがって、国防ということ、国を愛し、国を護るということは、各国の持っている権利ではあるのですが、もう一つ、「その護るべき国は、『世界正義』に照らして正しいか」という基準があることを忘れてはなりません。 ・日本
では、日本であればどうでしょうか。
日本でCNNのようなところが安倍首相の批判をし続けたらどうなるかというと、おそらく、安倍首相はCNNの代表者を会食に呼び、一緒に食事をして、何とかなだめ、ゴルフに連れていこうとするでしょう。
しかし、それでも批判をやめなかった場合は、閣僚の誰かに辞めてもらい、最後は自分自身が退陣するというかたちになると思います。これが日本です。
そのように、それぞれの国によって対応は違うわけです。したがって、「自分が、今、生まれ直すとしたら、どういう国を選ぶか」ということを、よく考えてみてください。
各国の事情を知った上で、「もう一度生まれ変わりたい」という国には、やはり、その背景に「神の正義」があると思わなければなりません。
それは、つらい選択ではあるけれども、「自国を防衛する」ということにおいては、防衛するに足る国家であるかどうかという神の目から逃れることはできないのだということです。これを、私は言っておきます。 4 人類は今、重大な岐路に立っている
「自由と民主主義」の国にある「政教分離」の問題
現在ただいま、大事な問題点は収斂されてきています。
一つは、社会主義的全体主義国家。国家が決めたルールどおりにしか、政治も経済も動かないような全体主義国家です。そして、「言論の自由」「表現の自由」「出版の自由」「報道の自由」も含めた自由が著しく制約されている国家です。
もう一つは、そういう自由もすべて認められている、自由で民主主義的な国家。問題点はまだまだたくさんあるにしても、自由で民主主義的な国家のなかで「正義」を探す試みということです。
言葉を換えて言えば、これから先、2017年以降には、日本を基調とした「自由と民主主義」の国家体制が、いまだ世界のリーダーとして引っ張り続けていくのか。
それとも、北朝鮮や中国のような、報道の自由もなく、言論の自由もない全体主義国家が、恐怖によって世界を支配するのを受け止めるのか。
今、そういう選択肢が来ています。2017年は、その「重大な年」の一つです。 これから来るものに対して、心を引き締めてください。勇気を持ってください。
いろいろな意見が飛び交います。迷うことも多いでしょう。反対の意見も数多く出るでしょう。国際世論も沸騰するでしょう。
しかし、迷ったら、最後は私の言葉を聴いてください。これが人類を率いてきた者の言葉だからです。
私は、本来、神の言葉が成就する国家の運営を実現できればよいと思っています。しかしながら、今、そういう国は世界に見当たらないのです。
確かに、自由と民主主義の国は、個人の人権を弾圧したり、人々を簡単に殺害したりする国よりは、はるかによい国かもしれません。ただ、自由と民主主義の国のなかにも、もはや神の言葉を感じず、神の教えを過去のものにしているところも数多くあることを知ってください。
そのキーワードが、「政教分離」です。政治と宗教を分けることが、自由と民主主義の国のなかでもよく行われています。
それゆえに、イエス・キリストが「人を殺すなかれ」と教えても、キリスト教国同士で戦争ができるのです。つまり、政教分離をしているために、政治をするのは神ではなく、国民に選ばれた人たちであるから、人が殺せるわけです。それが政教分離です。 「政教一致」の「一神教」が抱える問題点
その一方で、「政教一致」、「祭政一致」といって、「神の教えを国の政治と経済体制等に反映しよう」としている国家もあります。イスラム教の諸国も、おそらくそういう考えでありましょう。
もし、現在、本来の神の心がそのままに地上の政治に反映されているのならば、これは正しい結果になるはずです。
ところが、ムハンマド降臨以降、千四百年がたった今、イスラム教国の指導者には、ムハンマドの心がストレートに分からないのです。そのために、過去の経典に照らして、現在の人々が自分たちに有利な政治や経済政策を取っています。
「祭政一致」、「政教一致」といっても、ここに問題点はあるわけです。
また、イスラム教国においては、君主制との連携が強いせいで、民主主義制度を嫌うところが数多くあります。それで、イスラム教国から移民として欧米に入った人たちが、ときどきテロリストになって世界を騒がせているのです。 もちろん、イスラム教徒のなかには民主主義を認める人たちもいますが、急進的な「原理主義者」といわれる人たちは、民主主義を認めません。
彼らは、「神が言うとおりに人間は生きるべきだ」と考えているからです。しかしながら、現時点のイスラム指導者たちには、神の言葉が聞こえていません。ここが問題なのです。
もし聞こえているならば、彼らも反省したり、考えを変えたりすることもできるでしょう。ただ、聞こえていたのは古い古い「古典の時代」です。
その時代の言葉に基づいて現代の政治や経済を判断しようとしてもできません。なぜならば、何も語られていないからです。
あるいは、イスラム教徒による自爆テロがありますが、「コーラン」のなかで、神は、「人を殺すなかれ」と説いています。人を殺してはならないし、傷つけてもならないと教えているのです。
にもかかわらず、彼らはなぜ戦争をするのでしょうか。それは、「自分たちの神は本物で、それ以外の神は偽物だ」と思っているからです。 しかし、「一神教がすべてではない」ということを、どうか知ってください。
例えば、それぞれの民族や国には、歴史的にその民族や国の神といわれる方がいます。私はそれを認めています。その意味で、インドのような「多神教」というのは現実にあって、数多くの神がいるわけです。
そのときに、もし本物の神は一人だけで、あとは全部偽物だとしたら、戦争ばかりが起きるでしょう。要するに、ほかの民族、ほかの国に教えを弘めるために、外国を占領していくことが正義になるからです。
さらに言えば、キリスト教にしても「一神教です。それゆえに、かつてスペインやポルトガルも、地球を一周して植民地をたくさんつくりました。いろいろな国の宗教を潰し、植民地化していったわけです。
ただ、それでも世界を押さえられないでいます。それは神のせいではなく、神の教えを受けて活動している人の認識力の問題なのです。 5 地球神エル・カンターレからのメッセージ
今、私は、あなたがたに言う。
キリスト教に言う「主なる神」。
ユダヤ教に言う「エローヒム」。
イスラム教に言う「アッラー」。
中国の幸氏が言う「天帝」。
さらには、日本神道ではその姿も知られていないが、
中心神である天御中主神の上にいる「天御祖神」。
すべては同じ存在であり、一人なのです。
確かに、それぞれの宗教は、
民族性や文化性の違いによって考え方が違っているかもしれません。
しかし、もとなるものは一つであって、
さまざまに魂を磨きながら、
この地上で修業している仲間であることに変わりはないのです。
また、民族の壁を超えるために、
「転生輪廻」という仕組みもつくりました。
今は日本人であっても、過去世は日本人ではなく、
ヨーロッパ人であったり、中国人であったり、
韓国人であったりすることもあります。
もちろん、その逆の場合もあるでしょう。
そういう魂経験をしながら、
あるいは、転生の過程で男女両方の経験もしながら、
人間は、理解する器を広げようとしているのです。
今、私は、最後の、最終の、すべての法を説くために、
この日本という国に生まれました。
私にわかる範囲で、すべてのことを明かします。 あなたがたは今後、
宗教を理由にして国際戦争をしてはならない。
あなたがたは、無神論か有神論かということで、
宗教を信じるか信じないかによって、
戦争を起こしてはならない。
金正恩よ、神を信ぜよ。
核兵器を捨て、ミサイルを捨てよ。
習近平よ、神を認めよ。
神の下の自由と民主主義を認めよ。
それが、地球神の言葉である。
また、イスラム教国よ、
あなたがたは一神教を名乗っているが、神の声が聞こえているか。
聞きたいのなら、私の言葉を聴きなさい。
そうすれば、イスラム教徒とヨーロッパの人々が、
移民を契機として、テロ合戦をすることはなくなるであろう。
私は、そんなことは勧めてはいない。
民間人が、自動車で爆弾と共に他の民間人に突っ込むことなど、許していない。
さらには、
母や子がダイナマイトを巻いて、大勢の人のなかで自爆テロを起こし、
何万人もの人を恐怖に陥れることを、認めていない。 あなたがたに言う。
真の神の言葉を知って、
人類はその違いを乗り越えて、
融和し、協調し、進化し、発展していくべきである。
これが、地球神エル・カンターレの言葉である。
二度と忘れることなかれ。
あなたがたの心に刻むのだ。
人類は一つである。
これから、地上的な争いを乗り越える神なる存在を信じ、
その下に、
自由と民主主義を掲げる世界を続けていくことを選び取るのだ。
もう一度言います。
北朝鮮に必要なのは「信仰」です。
中国に必要なのも「信仰」です。
インドに必要なのは、さまざまな神の上にいる神の存在です。
イスラム教国に必要なのは、アッラーとは誰かを知ることです。
私は、その違いを超えて人類を愛し、受け入れています。
信じることを通して、愛とは何かを学んでください。
それが、私のメッセージです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています