バラモン教によって不幸になる人達を救う為に仏教が生まれた。
仏教がアンチバラモンのエレメントを持つことは必然であった。
すなわち、神秘の否定である。

現代の話で言い換えれば、「貴方の子供の人生が上手くいかないのは前世の行いが悪かったからです。
この300万円の壺を買えば、そのカルマから逃れられます」というような悪徳霊感商法と戦ったのが仏陀だ。
仏陀は「前世なんて無いよ。人は死んだら終わりで死後の世界はない。だから、みな平等だ。神秘はインチキだ」と説いた。
これはこれで立派だと思う。その仏陀の立派さを否定しているのが似非仏教徒だ。
彼らはヒンズー教徒なのだ。