人が作る事物には道具性が付与される
ゴッホの靴の絵は靴という道具性を持つ日常的で何でもない事物を絵画にすることにより、道具から道具性を奪い、世界の開けとしての事物の唯一性、存在性を現前させた
みたいなことをハイデガーは確か語ってた

ボルトとナットが普遍性を有するためには、ついになるもの、はめるもの、はめられるもの、結ぶ機能、などの道具性を失う必要がある
ボルトとナットの普遍性を語るときは、むしろ錆びつかないといけない
錆びついて道具性を失いボルトではなく<ボルト>、ナットではなく<ナット>という、何にも代替不可能な個別性が付与されないといけない

ボルトとナットがボルトとナットであることを失い、葉っぱのフレディ的な意味で唯一性を獲得した時に初めてボルトとナットは存在の開けとしての普遍性と本質を帯びる

みたいなことをご隠居はレスすべきだよなwww