仏教はヒンドゥー教と差別化するために、真我でなく無我にしたのだ。
輪廻転生までは模倣したが、全て模倣だと差別化できないので、
そこで永遠の真我はない。要するに、絶対的なる超越者、神は存在しないし、魂もない、と。
ここまでは良い。そういう無神論のニヒリズムがあってもいいだろう。

しかし、日本に仏教が伝来したときに悲劇が起きた。
日本人は神や魂を信じていたので、仏教に無理やりそれを押し付けて捏造してしまった。
日本仏教の死者への行事は仏教とは全く関係がない。
根幹を捏造しているから頑健さがない。だから、葬儀屋になってしまった。

クリスマスにケンタッキー・フライド・チキンを食べるのと同じだ。