でおーへ

昔、仕事が習いたてのころ、兄弟子に追いつこうと思って、必死こいていた。
たまに一緒になるんだが、俺の想像するのは、過去の兄弟子のイメージである。
あれ、たまに兄弟子を見ると、イメージが違う。先行ってらぁ。


老師が言う。
わたしの言葉は忘れてください。
えっ、しっかり覚えていますよ。

忘れてください。

支店長の言葉もデオーの言葉も童天の言葉も。


汝等請う其の本を務めよ。
白雲は百丈の大功を感じ、虎丘は白雲の遺訓を歎ず。
先規かくの如し、誤って葉を摘み枝を尋ぬること莫くんば好し



確認することなし