>>514
パリサイ派(ファリサイ派)は
律法を守れない職業の人(異邦人のローマ人と関わる職業の徴税人や
姦淫を職業にする娼婦)を「罪人」としている。

パウロは(ユダヤ人として)律法を守ろうが(異邦人の様に)守らなかろうが
人間(アダム)である以上は、人間全員が「罪人」としている。

割礼や食物規定(豚肉やエビを食べてはいけない、
ハンバーガーの様に肉製品と乳製品を一緒に食べてはいけない)
の律法を守れないので、異邦人を「罪人」としている。

その罪人(異邦人、徴税人、娼婦など)と
食事の場所を同じにして食卓を囲んで会食する事も
律法に反した事として罪とされている。

これでは(律法の実行では)異邦人とユダヤ人は、同じ食卓で
同じキリストの救いの恵み(聖餐によって罪を除く事)が受けられない。

だからパウロは、律法を受け入れる儀式の「割礼」をさせなかったし
律法を実行する「同じ食卓で食べるな」とか「食物規定」とかも排除した。