時間をかけて「信者」になってくださる方々をつくる

 2017年は、『伝道の法』という本を発刊しました。題名を見るかぎりは、ベストセラーになるような本ではないでしょう。実際にそう思っている人も多いかもしれませんが、それをするところが幸福の科学なのです。
やはり、「こんな本が、あまり売れるわけはないじゃないですか。これでは他の人に勧められないじゃないですか」というのが、普通の反応です。それはそうでしょう。そのとおりだと思います。ただ、それをなすのが幸福の科学なのです。
 ベストセラーになりそうなものをベストセラーにするのは誰にでもできることかもしれませんが、ベストセラーになりそうにないものをそのようにするのが、当会のすべきことであると考えています。
 したがって、『伝道の法』という本を出し、これを、またベストヒットにするつもりです。
 当会で出版している本は、すでに二十六年ぐらいベストセラーが続き、他の出版社にはまことに申し訳ないと思っています。
「ああいうふうにベストセラーが毎年出るようなシステムは、どうやったらつくれるんだ?」ということで、悔しくてしかたがないところもあるかもしれません。
 一般の本というのは、その本が気に入られることもあれば気に入られないこともあるし、「この作者が好きだ」ということはあっても、作品によっては嫌がられることもあるので、なかなかW信者”のようにはいかないものです。
 当会の信者の皆様のように、W踏まれても蹴られても立ち上がってくるような人間”は、なかなかつくれないのです。
こういう人たちをつくるのには三十年かかります。これは、正月の餅つきと同じようなもので、粒だったものをこねて餅にするまでには、少々時間がかかるのです。
それほど簡単に、インスタントにはいかないもので、順風も逆風もいろいろと経験し、幸福も不幸も経験しないと、なかなか「信者」などできるものではありません。
 マスコミに対しても、当会が堂々と論陣を張れるのは、そのように、すでに粒々が消えたW餅”のようになった信者の方々が頑張ってくださっているからなのです。本当に感謝しています。実に様々なことがあった三十年余りですが、よくついてきてくださったと思っています。

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