ヘブライ人への手紙

「神の霊によって礼拝をし、キリスト・イエスを誇りとし、
肉を頼みとしないわたしたちこそ、割礼の者なのです。

もとより、肉の頼みなら、わたしにも無くはありません。
もし、だれかほかの人が肉を頼みとしていると言うなら、

わたしはそれをもっと頼みとしています。 わたしは八日目に
割礼を受けた者、イスラエルの民族に属する者、

ベニヤミン族の出身、ヘブル人の中のヘブル人、
律法の上ではパリサイ人、 熱心の点では教会の迫害者、

律法の義については落ち度のない者です。 しかし、
わたしにとって益であったこれらのものを、
キリストのゆえに損と思うようになりました。

わたしは、更に進んで、わたしのヤハウェである
キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、
いっさいのものを損と思っています。

キリストのゆえに、わたしはすべてを失ったのですが、
それらのものを、

ふん土のように思っています。それは、わたしがキリストを
得るためであり、律法による自分の義ではなく、

キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基く
神からの義を受けて、キリストのうちに

自分を見いだすようになるためです。

すなわち、キリストとその復活の力とを知り、
その苦難にあずかって、 その死のさまとひとしくなり、

なんとかして死人のうちからの復活に達したいのです。