進化論ていうのは自然選択と突然変異を中核として
生物の多様性や環境適応性を説明する理論的プログラムで
それに沿ってあまりにも多くの生物現象が説明可能になったから
定説としての位置を占めるようになったものだよね

でも実際の研究においては、この原理を具体的なミクロの事象に当てはめて
証明していくのはなかなか困難な作業で、それはひとつにはすでに化石しか存在しない
古生物を扱わなければならないこと、もうひとつには古生物のみならず未知の生物も含めて
DNAのトータルな解析が不可能なこと、による

こういう事情があって、すべての生物現象、特に過去を含めた生物現象の説明には
まだ欠けた部分が多いわけだよね
欠けた部分が多いからと言って、進化論が破綻したことにはならないのは当然のことで
それは進化論に反しているという反証が得られたのとは全く別なこと
この辺が分からないと進化論はダメって思っちゃうのかもね

ちなみに生物の飛翔には従来の航空力学とは別の原理があるので
航空力学を超えたとかそういう話じゃない
このあたりを参考に
https://stonewashersjournal.com/2015/09/18/buttefly/
https://academist-cf.com/journal/?p=4632

昆虫の翅の起源に関しても研究は進んでいて
翅が急に現れた理由も説明できるようになるかもしれない
http://spork.jp/?p=750