左の腹に一突き
右に引き裂いて
それを抜き
鳩尾に一突き
下腹に裂き開き
臓物が派手に飛び出る

その後に解釈を求め
首筋を張り伸ばして差し出し
下手な者は数回、肩に打ち下ろす
それでも、もう一度と述べ
頸から喉笛の皮が斬れるまで待ち

首が胴から離れて
数分間、呼吸が途切れ
只ならぬ圧迫感のもと
そのなかで絶命せよ

一突きごと
裂き開くごと
壮絶な苦しみが襲いよる
真のサムライのみができる
この世との「手切れ」ぢゃ

(-人-)