(入鄽垂手の続き)
その7
 また、(2)「輪廻転生する」とか言われているが、
この世界の実相は諸法無我である以上、全くあり得ない。
 何が転生するというのか。問題外。
 転生の証拠として、同一人物とまでは言えなくても、
似た傾向の人が過去に居たことを挙げる、というのなら、
現在でも世界中で探せば貴方と似た人は複数いる。
 更に「うそも方便」として輪廻転生を認めることも
止めるべきである。
 欺され易く信じやすい人なら、当然うそとは思わないのだから、
危険極まりない。
 「この子だけは助けて」と母が懇願したにも関わらず、
母子とも殺した、オーム真理教のポアの正当化につながる。

 輪廻転生のお話は、自分と似た子孫が生まれる不思議さに、
遺伝など知らなかった大昔の人々が生み出した話とも言われている。
 ウソが許される映画や小説の中では面白いかもしれないが、
 輪廻転生は120%ウソである。
                 (続く) (^-^)