蛇の毒がひろがるのを薬で制するように、
怒りが起こったのを制する修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。
──蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るように。
(スッタニパータ 第一 蛇の章 1.蛇)


人間は生存に適するために心を形成したそうです。

勿論、怒りが心のはたらきである以上、それは生存に適するために防御的に作用するものと考えられますが、
問題は、その作用が過剰にはたらいて防御的に作用するどころか攻撃的に作用するケースではないでしょうか?