NEC、空飛ぶクルマ支援 開発団体に資金・技術提供

2018年3月27日 19時30分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018032701002717.html

NECは27日、「空飛ぶクルマ」を開発している団体に資金や技術を提供するスポンサー契約を結んだと発表した。
無人航空機を制御する技術の提供などを通じ、団体が目指す2020年の完成を後押しする。資金支援の額は非公表。

支援先は若手技術者でつくる「CARTIVATOR(カーティベーター)」。
垂直に離着陸し、時速100キロで飛行できる2人乗りの電動陸空両用機を開発中で、今夏に試作機の公開を予定している。

空飛ぶクルマは米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場し夢の乗り物とされてきたが、技術の進歩に伴い、次世代の移動手段として開発競争が本格化している。

(共同)