人間の知覚(五感)は限界の塊です。
構造的に知覚できる範囲内のものしか知覚しません。

人間の思考は錯覚の塊です。
自分を中心として世界を認識し、自分を出発点としてものごとを考え、判断します。
しかし、世界の実相はだれか特定個人の自己を中心とはしていないし、出発点ともしていません。

総じて人間の認識は、構造的に間違いの塊なのです。

上手に嘘をつき、人を騙せる人間というのは、そのことをよく承知しているはずです。