無明とは一切が苦しみであると知らぬ
ということであるとゴータマは述べたのであるが、その一切とは、この神の世界のことではないだろうか?
すべてが移ろいゆく、あらゆる願いは、幸運への香りだけ魅せて、奈落へ突き落とす
意識も感覚も資財、物質も、あらゆるものは、空であると感ぜよというのは、
この、形成されたものを、超えてゆけ!
というメッセージにも思えるのであり、それは、神の創造からの脱却にも思えるのである
仏とは滅尽したもののことであるのなら、その滅尽したものの、そこでは、神様ですら、何も見いだすことのできないものであり

ひいては、それは、、、

精神の根源たるものの制圧ではないか
とも思える