この肉体と精神の根源たるものが創造を、繰り返しているのだとするならば、このことは生死を超えており、そうであれば、この根元からは如何にしても逃れることはできず、新たなる生存は、この、種子に蓄えられた無意識の記憶によって際限なく繰り返されて行く
輪廻するとは、この、わたしではなく、わたしの形成に関わる、この根元的なる何者かが、ありとあらゆる現象を永劫に紡ぎあげていることであるのかもしれない