<題:来る2019年参院選における、大川隆法の頭の中を検証する>

<結論>
(前回2016年参院選の投票活動を前提として)
幸福実現党が、大川隆法が掲げる目標通りの票を獲得(前回の約5.5倍)すると、
「比例代表で2議席獲得」「45選挙区は全滅」となる。

<前書き この論を書き起こすに至った動機>
前回の2016参院選の比例代表で36.7万票を得た幸福実現党。
来年2019参院選につき大川隆法はどのような目論見をもっているのだろう。
これにつき、以下の書き込みを引用する。

https://twitter.com/happy7777happy/status/956673132835717120
(引用開始)
幸福の科学にバイバイ菌!‏ @happy7777happy
来年、2019年の参議院選挙では150万〜200万票を目標とするように総裁から指示があったとか。しかも全県の選挙区に候補者を立てるようです。
そのためになりふり構わずお金を集めるみたい。信者さん大変だわ。
15:40 - 2018年1月25日
(引用終わり)

かっちゃんです。
上記内容を知り「それでは大川隆法の目論み通り、比例代表で200万票の票を得て、本当に当選者が出るのか?」が気になった。
(なお、目論見通りに票が獲得できるかどうかは、ここでは論じない。)
この疑問を解くため、すでに公表されている2016年参院選の得票数と得票率データを用いて検証した結果が、上記結論となっている。

<以下、検証開始>
1. まず比例代表について。
前回2016参院選での比例代表の幸福実現党の得票数が、36.7万票。実現党より直近上位の3政党(議席獲得した政党のみ)の得票数と獲得議席を以下に掲げる。
・共産党 601.6万票(5議席獲得)
・社民党 153.6万票(1議席獲得)
・生活の党106.7万票(1議席獲得)
大川隆法の目論見通り、200万票獲得すれば、2議席を獲得の見通しが立つ。
200万票は前回獲得票36.7万票の「約5.5倍」に当たる。

(続く)