生物学的に言えば、当然睡眠は死じゃ無い
肉体は生命活動を続けているし、脳の機能は活動している
ただ、魂の存在を訴えるのであれば、そもそも魂が何か、魂があるとはどう言う状況であるかという話になる
記憶、思考能力といった物を総括して「魂」と呼ぶのであれば、睡眠とは「仮死」だろう
ただし、レム睡眠とノンレム睡眠とで脳の活動が行われたり行われたりするから、完全に停止しているわけではない
だから「仮死」
当然「脳死」と呼ばれる、肉体的には活動していても脳が機能していない状況がある
なら、この状態は「魂が無い」状態だろう。
死ねば魂が残り、輪廻転生するというのなら、この「脳死」は存在しない事になる
これが「魂と呼ばれる物がそもそも無い」ということにつながる。
記憶や思考は脳の機能であり、なんか飛んで次の体に移るとか、そういうウィルスみたいな奇天烈な代物ではない。