ニューエイジの考え方は、この宇宙は神が体験をしたくて創り出した、
ワクワクを実践し実体験するための遊び場である、というもの。
そして、そもそもニューエイジという分野は既存の宗教に対しての、
ある種のアンチテーゼとして始まった、と言ってもいいわけで、
既存の何かを否定する、というスタンスは、
自分たちニューエイジャーの専売特許だと思っていた。
既存の形骸化した宗教信者の諸君、そんなカビ臭い教義なんか信じてどうするの?
もっとポップで現代的かつ実用的なニューエイジを知ってる僕ってカッコイイよね、
と信じて疑わなかったわけ。自分たちは最先端を行ってるんだってね。
ところが一見既存の宗教っぽい雰囲気も漂わせているACIMが、
既存の宗教を上から目線で見下す立場にいたはずの自分たちニューエイジを
あろうことか上から目線で完全否定してきた。
なんと生意気な奴らだ、と初めてトランクスに遭遇したフリーザのように、
ニューエイジャーは怒り心頭に発しているわけさ。