>>674
心を止めても何も実感が湧かないか。無理もない、お主は心を把握しとらんしの

言葉や、映像や、音声を頭のなかで思わずにおるだけでも大変ぢゃろうが?
ただ思考を止めても、それで心を止めた事にはならんのぢゃ
それらを止めた後にも、認識が残っておるからぢゃ

思考を完全に停止した後に自分の手を見てみい。思わずともそれが手だと分かる
思考を完全に停止した後に窓を見てみい。思わずともそれが窓だと分かる
コップや椅子やテーブルもそうぢゃ。それらの名称や用途が瞬時に把握できる
これが「認識」の機能が作動中の状態ぢゃ。これでは心は止まっておらん

だから瞑想は難しいのぢゃ。瞑想中にそよ風が吹いて肌に伝われば
思わずとも「窓から吹きつけた風」とか、「隣の晩飯の匂い」とか「寒い」とか
連続的に認識が作動し続けてしまうからの。本人が無意識でもそうなのぢゃ

お主がやった瞑想中の心の状態と、お主の睡眠状態の心とでは何が違う?
リセットのし具合が全然に違うぢゃろ?睡眠状態ではそよ風が吹いてきても
いちいちそれをそよ風だとか把握しとらんぢゃろ?それと同じ深さまで瞑想せよ

でも寝るなよ?ふふふ。まったく難しい話しよのぅ (-人-) ♪