>>303
アブラハムの宗教は、移民の宗教であり、群れの宗教ですから、最も大きい心理は疎外感だろうと思いますよ。
帰属意識がベースにありますから、神や仲間から必要な者とされないこと、忘れ去られてしまうこと、
「おまえ誰? おまえなんか知らないよ〜」と言われてしまうことほど、ツラく悲しいことはないのでしょう。

ルカでの罪人の1人は「神の国に入る時は、私のことを思い出してくんろ?」と頼みますね。
「忘れないでくんろ!思い出してくんろ?」というわけで、たぶん復活のことなんでしょうが、
イエスは「今日、私と共に楽園にあるがな(´・ω・`)」と言うわけですね。
神と共にあることは、追放された楽園に戻されたということなんでしょうか。

犯罪者等で引き取り手のいない死体は、ヒンノムの谷ゲヘナでゴミと一緒に硫黄をかけられ焼却処分されたそうですね。
引き取り手がいない、必要とされない、忘れ去られてしまうということなんでしょう。


疎外感とは・・・
「仲間がなく孤独だという意識」
孤独感・一人きりの感・ひとりぼっち感・単独者
「頼る人や物のない状態のこと」
寄る辺なさ・頼りなさ・空虚さ・虚しさ・空しさ・孤独さ・寂しさ・孤立感
・孤独感・居場所がない感じ・取り残された感じ・漂流感