でもって、途中で帰っちゃう人の事を「あの人は、種人候補から外れちゃったわね」という。
神様から「選ばれなかった人」だというのだ。
今ならわかるが、真の意味は逆だろう。
本当に選ばれなかった人とは、オミタマ貰っちゃった人だと思う。
それは、オミタマ=罪穢を受け入れ、植え付けられた人だからだ。
地獄へ落される道の第一歩が、研修三日目のオミタマ拝受。
すべては此処から始まるからだ。
正常な判断力があれば、この日以降の出来事を「救い」だとは言わないと思う。
組み手の多くは、冬眠を一度は経験する。
この時、オミタマをちゅけていなくても、何も起きない事を知る。
お浄め受けなくても体調が良い事も。
だけど、逆に受け始めたら禁断症状が起きる。
三日受けない日が続くと怠くしんどい。
結果、足げく通ってしまうのだ。
だが、この感覚は整体(マッサージ)を受けた時と同じ。
だからと言って、何も起きないわけだが、一週間もすれば元に戻る。
コリや痛みから解放されたくて、人はまた整体へ通う。
だけど、それは根本的な原因を解消していない為、繰り返される。
真光も同じで、根本的な原因を解消できない。
やがて人はその事を忘れる。