般若理趣経

第一章

この正しい法門をただ聞くだけでなく、よく身に受持し、日に日に読誦し、よく心に思惟すれば、
この世において、父母によって生まれたこの身体のままで、すべてのものの片寄らぬ本質を見極め、
金剛のごとく不壊で安らかな境地になるであろう。

第二章

金剛手菩薩よ。もしあなたたちがこの四つの悟りを生み出す法を聞いて、これを読み誦え、身に保ち持っていたならば、
たとえ今ここで数えきれない重い罪をなしたとしても、必ず一切の地獄に墮ちるという報いを超えて、そのままで無上正等覚(さとり)を証することであろう。

以下の章でも経典読誦の功徳で締められているのだが
この功徳は灌頂を受けた僧侶にのみ与えられた特権で在家の信者には無縁なものなのかな?
https://piicats.net/risukyou.htm