>>105
般若心経中の真言陀羅尼、大悲心陀羅尼や光明真言や十三仏真言、
そして、梵字写経...の実践については、全然、大丈夫ですよ。
基本的に寺院から唱えるよう推奨されているもののすべては、
当然、憶えて唱えた方がいいに決まっています。
写経はお絵かきではないので、正しい作法に乗っ取って行うならば良い修行になるでしょう。
梵字も問題ないです(尚、書き損じをゴミ箱へポンなどは絶対に慎むこと)。

ただし、
できるだけ間違うことなく行うべきものなのでできれば直接、寺院(僧侶)に足を運んで修得したほうがいい。
でなければ、真言陀羅尼CDを入手して、繰り返し練習をして正しく身につけることです。
特に、大悲心陀羅尼などについては深遠にして霊験あらたかとされているので、
これはより注意すべきものと思われます。うまくできないのならば清く諦めて辞めた方がいいです。
あと理趣経だけはハッキリいって止めといた方がいい。これは後期密教へと繋がる最奥秘教的な経であるので、
元々、素人が唱えるようなものではないからです。

あなたが危惧されるように、
まるですべてがダメかのように喧しく戒める的な風潮が真言宗や天台宗、
特に伝統を背負う本家であるところの高野山真言宗(他に本家を謳うのは東寺)にはあるのですが、
真言宗とて中期密教の伝承諸派に過ぎないのであって、密教の創始などではありません。