神を恐怖と信じるきみらは、たった一個の代替をした。
真実を幻想に、全体を分裂に。
そしてどんどんもっと分裂し、かつて一つだったこともいまも一つであることも、
見てとることはもはや難しい。
真実を幻想に、無限を時間に、生命を死滅にもってきた、
一個の誤り、それだけ。きみの世界全体がそれに置かれている。
きみが見るすべてはそれを映し出す。全部の特別な関係がその一部。
現実が思ったのと違ってびっくりした?
誤りはあまりにもとてつもなかったので、完全に非現実的な世界が生まれるしかなかった。
わかる?その分裂した一部は怖いけど、そのオリジナルの誤りの凄さときたら。
きみを天国から蹴り出し、智識をバラバラの砕けた知覚に変え、もっと代替物をこしらえさせた。
それが誤りの最初の投影。