忘却Aと忘却Bは大事。

忘却Aでは聖霊が小さな狂気の考えを笑い飛ばした。
だが、選ぶ心は聞かなかった。

そして、忘却Bのところで自我を作り出し、そこで初めて
自我に色々「神は怒っている」とか「世界に隠れろ」とか言われて怯え始めた。

だから忘却Aが起こるまでは、分離はニュートラルだった。
どっちかな、できるかなできないかな、変かな変じゃないかな、まだ決まってなかった。

そして忘却Bが起こるまでは、分離は可能性だった。
やってみようかなやめようかな、なっちゃったかななっちゃってないかな、まだ起こってなかった。