審理委員会に呼び出された
すべて正直に話した
出来事だけでなく、いまの気持ちも伝えた

自分だけ別室に移動し、結果を待つ

会場に戻り、調整者が話し出したその時、
「私が自分からエホバの証人を辞めます」と伝えた
「排斥ではありませんよ」と言われたが、
原則に反したこと、エホバを悲しませたことを悔い改めはするが、
この組織に留まることはしない
そう告げた

これまでお世話になったことに感謝を述べて、王国会館を出た
同じ建物の隣の会場では、別の会衆の集会が開かれていたが、
終わった時間帯で、駐輪場で若い姉妹に声をかけられた
「今日は会合でしたか?」
「はい」と短く答えると、
「大きなバイクですね?気をつけてお帰りください」と言われた
「ありがとうございます。姉妹も夜道に気をつけてください」と返事した
きっと、これがエホバの証人との最後の楽しい会話になるのだろう

聖書は好きだ 正しいと思っている
神様も信じている
ハルマゲドンもパラダイスも必ず来るとわかっている
だから、一人でも聖書を読み、祈りを捧げる
組織は必要ない