地下鉄サリン事件20日で23年、松本智津夫死刑囚“様子”判明
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180319-00000022-jnn-soci
3/19(月) 12:54配信
 13人が死亡、6000人以上が重軽傷を負った地下鉄サリン事件から20日で23年を迎えます。
死刑執行の検討が本格化しているとの見方も出るなか、元代表の松本智津夫死刑囚の拘置所内での最新の
様子が関係者への取材で明らかになりました。

 広さ4畳ほど独居房。関係者によると、松本智津夫死刑囚はこの場所で毎日を過ごしています。一日中、
床に座っていることがほとんど。拘置所の職員が出した食事には自分から手をつけ、介助を必要とせず食べる
ことができ、ほとんど全てを平らげるといいます。

 松本死刑囚のもとには、親族などが面会を求めて訪れることがあります。

 「面会の要請がきていますが」(拘置所職員)
 「・・・・・・」(松本死刑囚)

 しかし、面会の申し出については一切、反応を示さないといいます。一方で、定期的に行われている運動
について呼びかけがあると、松本死刑囚は何も言わずに自分で立ち上がり、運動する場所まで自分で歩いて
移動するということです。入浴の際には、介助を必要とすることもあるといいます。入浴場までは自分で歩いて
いきますが、頭を洗うなどの細かい動作はできないため、職員が手伝っているということです。

 松本死刑囚の三女は自身のツイッターの中で「外的刺激に反応できない昏睡状態の手前の状態にある」として
刑の執行より治療を優先してほしいと主張しています。これに対し、法務省のある幹部は「執行できないような
心神喪失状態にはない」としています。(19日09:57)

最終更新:3/19(月) 16:12
TBS系(JNN)