ローマカトリック教会20171102
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2000年(主日B年) 3月12日 四旬節第1主日
創 9:8〜15 Iペト 3:18〜22 マコ 1:12〜15
主イエス・キリストは、私たちを罪と死の世界から救い出して神のもとへ導く業を、“主にその過越の神秘によって成就されました。”
主キリストは “御自分の死をもって私たちの死を打ち砕き、御自分の復活をもって私たちにいのちを与えてくださいました。”(典礼暦年の一般原則 18)
私たちは洗礼の秘跡によって、この救いに与かっているのです。
このため、主の受難と復活からなる過越の聖なる祭儀は、教会の一年間の祭儀の頂点をなすもので、私たちは四旬節の6回の主日のミサによって、これに備えて行きます。
今朝の使徒書の朗読の中で、私たちは創世記のノアの洪水の物語りへの言及に続いて、次のように聞かされました。
「この水で前もって表された洗礼は、今やイエス・キリストの復活によってあなたがたをも救うのです。」(Iペト v.21)
洗礼によってキリストの救いに与かる ・・・・・ 、あるいは与かっているということは、私たちキリスト者とこの世の人々とを区別する事柄であります。 (つづき)
Iペト v.21 後半の 「正しい良心」 という言葉は、ややあいまいな表現かもしれませんが、キリスト者が受けた “罪と死からの救い” と “神の国への復活の希望” に固く立つ心の姿勢(心構え)、と理解するのが適切だと思います。
私たち信者は、 “既に受けた洗礼とイエス・キリストへの信仰” によって、この世の人々から区別されていることを、特にこの期節に、十分に自覚したいと思います。
私たちは今年も四旬節のミサを守り始めました。
それはイエス・キリストの救いの頂点である受難と復活の祭儀を準備する期間です。
「四旬節の典礼によって、洗礼志願者はキリスト教入信の諸段階を通して、信者はすでに受けた洗礼の記念と償いの業を通して、過越の神秘の祭儀に備えるのである」(典礼暦年の一般原則 27)。
今年も復活の主日を、会衆の大いなる “アレルヤ” で祝うことが出来るように、ご一緒に備えて行きましょう。
・・・・・ 以下、本文参照。
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