【安倍政権5年】各国首脳との会談550回以上 鳩山由紀夫政権 とは隔世の感 …日米同盟深化

安倍晋三首相は再登板後、「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」を掲げ、延べ129の国・地域
を訪問し、国内外で各国首脳との会談を550回以上重ねてきた。
特に朝鮮半島情勢が「戦後最大の危機」を迎えている中、米国との同盟深化を果たした意義は大きい。

この11月、米大統領に就任後、初来日したトランプ氏は皇居・御所に招かれた際、天皇陛下にこう
話しかけたという。「日米関係はかつてなく良好です」

安倍首相とトランプ氏は今年、電話会談を含め20回以上会談し、ゴルフも2度、一緒にプレーした。
首相はトランプ氏との間に「事実上のホットラインをつくるほどの信頼関係を構築した」(外務副
大臣経験者)とされる。
トランプ氏が9月の国連総会の演説で、米大統領として初めて日本人拉致事件に言及したのも、
安倍首相が折に触れて拉致問題解決の必要性を直接、トランプ氏に訴えてきたからだ。

25年12月に成立した国の機密を漏らした公務員らに罰則を科す特定秘密保護法も
「北朝鮮対応を含め、日本の安全に非常に有効に機能している」(小野寺五典防衛相)。
産経新聞 13 時間前