二十年の予定を二年で帰国、佛教以外の知識をも得てのものだと言うが。
さえぎるもの、まつろわぬもの、だったとも言われる佐伯直氏の出と言うところにヒントがあると思う。
土籠る→土蜘蛛と縁が深ければ土木の基礎など渡唐以前に熟知していたと考えるのが常識のような。
むしろ鉱石などの採掘は支那の比ではなかっただろう。
しかも天才空海にとっては星の煌めきが太陽光の反射だとかも知っていたかも。
天体は上代の日本人には暮らしのなかの知恵に過ぎなかったんだろ。