>>147

> ◆聖なる書(宗教)は色々あっても、基本的なメッセージは同じだということだよ。違うのは、人間の解釈の方だ。
> P21

人間は解釈をします。
そしてそれは必ず分かれます。
たくさんの宗教があるように。

裏を返せばその基本的なメッセージの中身を知りたいのであれば、
解釈をしてはいけないということですね。
「精神でそこに至ることはできない」
のような記述がありましたよね。

精神つまり仏教などで言うところの自我ですが、
このシステムはどのように働くのでしょう?

自我が世界を作っていますので、
自我の構造を明らかにすれば、
世界が明らかになります。


> ◆あなた方の世界は今、大きな問題にぶつかっている。
> あなた方は信念(神や自分に対する考え方)のレベルで問題を解決しなくてはならない。
> 行動のレベルでは解決できないのだよ。
> 行動ではなく、信念を変える努力をしなさい。信念を変えられれば、行動は自然に変わってくる。
> P41

神は存在する、
自分は存在する、
という信念。

そして、そこから発展して、
神とはこういうものである、
自分とはこういうものである、
という信念を持ちます。

大切なのは、どれかの信念が正しくどれかが間違っているということではないですよね。
もし、正しい信念を持ちなさい、ということになると、
結局のところ、解釈が別れ、どっちが正しい正しくないという果てしない迷路に迷い込みます。

では、どうすればいいのか?

右とか左とか、正しいとか正しくないとか、優れているとか劣っているとか、こっちとかあっちとか、
といった二元論とはまったく別次元の方向へアプローチしなければならないということです。