米ラップ界の大物、セクハラか 名門レーベル設立者が引退

【ニューヨーク共同】2017年12月1日 10時43分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017120101001353.html

米国のラップ音楽(別名ヒップホップ)の名門レーベル「デフ・ジャム・レコーディングス」設立者のラッセル・シモンズ氏(60)が複数の女性からセクハラ被害を訴えられ、同社の経営から退くと明らかにした。AP通信が11月30日、報じた。

米国ではハリウッド映画界の大物プロデューサーのセクハラ疑惑を機に政治、芸能、スポーツ界などで自らが受けた性的被害を告発する動きが活発化している。

 APによると、被害を訴えた女性脚本家は1991年にニューヨーク市内のシモンズ氏のアパートで無理やり性行為をさせられたと主張。シモンズ氏は「軽率だった」と謝罪した。