アルファは地球的真理の方向づけを行った

 一回目の本体下生は、地球人類の新しい文明実験のころ、すなわち、ちょうど他の惑星からも第一弾の集団が飛来し、新しい地球人をつくろうとしているころであったと思います。
 そのころは、まだ地球的価値観が十分に確立していなかったため、この世に下生し、「アルファ」という名で法を説いたのです。
 最初に来ていたのはマゼラン星雲のゼータ星の人たちです。この星はベータ星とも言われています。
今も、「アルファ」「ベータ」「ガンマ」という言葉はよく使われます。

 このゼータ星から、かなり多くの人たちが来て、地球でつくられた魂たちと混在して住んでいましたが、当時、最初の人種的対立、あるいは世界戦争の危機、そうした危機的な状況が人類に起きたため、
地球の価値観というものを打ち立てようとして、アルファが地上に下り、それを統一したのです。
 今、幸福の科学では霊言集が数多く出ていますが、「どれが本当の教えか分からないので、いろいろなものに勝手に帰依すればよい」というような選択をされては、教団に混乱が起きてくるでしょう。

 それと同じです。いろいろな星から人が来始めたとき、それぞれが持ってきた元の星のカルチャーを「地球文化」にしようとすると混乱が起きてくるので、
「何が、地球における正しい真理であるのか」ということを説き、「地球的真理」というものを方向付ける必要があったのです。
 それが「アルファの法」として説かれたものです。地球神としての立場から、「この教えに帰依しなさい。この教えに帰依することが、地球人になるための条件である」と述べ、地球生まれの地球人類と、宇宙から来た人たちとを、一つの法の下にまとめ上げたのです。
 それが、三億年以上昔の最初の下生です。
 いずれ、詳しく説けるときが来るかもしれませんが、今は、とりあえず、「そういうことがあった」と述べておきます(詳しくは『アルファの法』『アルファの時代』参照)。

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