そもそも>>32も述べているように
一旦は自然選択説そのものが否定されたこともある
たとえばメンデルの法則が発見されたときは
そのデジタル的な遺伝法則と自然選択説のアナログ的なロジックがうまく折り合わず
自然選択によって現在の形になったというダーウィンの自然選択説は廃れた
データを集め、メンデル遺伝と量的形質を結びつけることができることが分かった結果、
自然選択説はネオダーウィニズムとして復権を果たしたが
もし、量的形質の遺伝メカニズムが、このときに仮定され検証されたものと違っていたならば
自然選択説は廃れたまま、つまり完全に反証されていただろう

さて、
自然選択説はID:MIpCMq+dにとって反証不能の命題のように見えるかな?
だとすればそれは間違いだ
データ如何で反証される可能性はあったが、
その目を「データの追加(=検証)」によって一つ一つ潰してきたからであって
(それはまさに正統派の科学的方法論と言える)
反証・反論のたびにデータなしに主張を後出しで変える(>>45で挙げられているような事例)ものとは構造が違う
反証・反論が原理的に不可能なのではないよ

ってか
完全に「偽だ」と言える反証命題が立てられるか否かって、
ID:MIpCMq+dのオリジナルの解釈っぽいけど
自然選択説をどうしても反証不能ってことにしたいあまりに
他の科学的仮説も反証不能になるような解釈をしちゃってないか?
その解釈で原子説や地動説やビッグバン仮説や相対性理論や
分子進化の中立説は反証不能になるのか?