>>350

--- 太陽の創造時期に関する間違い ---
佐倉 哲
http://www.j-world.com/usr/sakura/bible/creation_02.html

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岡崎満さんからのご批判
97年9月28日

植物と太陽の創造について
                        
ここで主は太陽を創造されたとは言われていません。
私は地上から見た創造の物語だと思っています。
(中略)
つまり植物のおかげで雲は晴れ月や星そして太陽が姿を現したと考えれば
聖書に矛盾はないと思うのですが。   

岡崎満

作者より岡崎満さんへの応答
97年9月29日

(前略)
先ず、第一に、もし第四日目までは地球と太陽が遮断されていたとすれば、
太陽のエネルギーを必要とする植物が第三日目にはすでに地上に生成していた、
という記述が依然として説得力をもたないことになります。
また、植物が生成するに必要な太陽エネルギーは地上に届いていた、というふうな解釈をすれば、
第四日目になって始めて太陽が姿をあらわした、という解釈そのものが怪しくなってしまいます。

第二に、岡崎さんが「ここで主は太陽を創造されたとは言われていません」と語られたこととは逆に、
創世記は、神が「二つの大きな光るもの」(太陽と月)と星を、第四日目に「造」った、
とはっきり記述しています。

(中略)
この「神は二つの大きな光るものと星を造り」という表現のなかの「造る」(アス)という言葉は、
「神は大空を造り」(7節)の「造る」であり、
「それぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの地を這うものを造られた」(25節)の「造る」であり、
「われわれに似せて、人を造ろう」(26節)の「造る」であり、
「神はお造りになったすべてのものをご覧になった」(31節)の「造る」です。
もし、これらの「造る」を、すでに存在していたものが姿を現すようになっただけである、と解釈すると、
神は創造者ではなくなってしまいます。
(後略)
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