>>12
あなたはおそらく
神様というものは慈悲深くて
人々を幸せな状態に導いてくださるありがたい存在であるという思いが最初からあって
そこから戦争やさまざまな世の中の事象を読みとこうとしているのではないかと思います
けれどその前提条件は間違っています
手を合わせて感謝し願い事をする日本の神道とは違うのです
ユダヤの神は無条件の信心を求めます
直接の見返りなど一切ありません
神を信じ与えられた試練を辛坊強く乗り越え神のみこころに従って生きることが信仰です
そしてそのような信仰に生きることが神視点での幸せです
私たちのイメージする人の世の幸せとは違います
試練は時に苛烈で残酷ですらありますが文句をいったり神に背くことは許されません
真面目に真摯に信仰に生きていたとしても過酷な試練を免れることは出来ません
むしろ信仰心の篤い者はより多くの試練を与えられるでしょう
神とはむしろ残酷で理不尽なものでもあるのです
その意味では紛争のさなかであっても
信仰を手放さず人の世でいう不幸な状態つまり試練を神と共に生きているそのような人々は最も神に近く神の心にかなう幸せな人々ということになるでしょう