プリティさんが言いたいことの端的な一例が、
アルビジョア十字軍の総司令官だったアルノ・アマルリックの結論(決定)に現れているのではあるまいか。

「すべてを殺せ。神は神のものを知り給う」  注) 神は全能なのだから

人間が神より給わりし愛と理性が教条信仰の前に完全に屈服した史実的瞬間である。

そんな馬鹿な話が現代にも通用されることがあってはならない。
もし、そういう信仰がまかり通るならば、我々は人類の愛と理性の名のもとに戦わねばならない。
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【参考】
http://housecarl.blog.shinobi.jp/blog/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AF%E5%8D%81%
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ここで、ひとつ問題が湧き上がります。
ベジエ市民の中から、異端者と正統カトリックの信者をどうやって見分けたらよいのかという疑問です。
これには、シトー修道会の総修道院長であり、この度の十字軍の総大将であるアルノ・アマルリックが答えました。「全てを殺せ、神は神のものを知りたまう」
つまり、神は正統カトリックの信者だけ、あとで天国へ導いてくださるのだから、見分けのつかない異端者を逃がす危険を冒すよりかは、住民を根こそぎ血祭りにあげた方がよいのだ、と。
こうしてその数2万とも3万とも言われるベジエの市民は、老若男女の如何を問わず虐殺されたのです。

http://d.hatena.ne.jp/Hyperion64/20121117/p1