>>91
> 国も人間も神のように完全ではないからです。
> 自分たちアメリカ人も、そして相手の国の人々も。

それがキリスト教国において軍隊を持つ理由になるならば
当然その理由は他国にも適用されるので
日本がキリスト教精神を下敷きとし、キリスト教国に認容される憲法を
受け入れたがゆえに世界に認められた、という論理は破綻します
そもそも他のキリスト教国はみな軍隊を持っているのですから

従ってキリスト教的かどうかは関係ありません
単純に戦後における米国の国際戦略の一環であるにすぎません
敗戦国であり、「危ない」軍国主義の国である日本に戦力を持たせてはならないという
戦勝国側の論理で平和憲法は正当化されたのであって
キリスト教精神を下敷きにしているから世界に受け入れられたわけではありません
それは先ほども書いたように、朝鮮戦争を契機として
事実上の軍隊である自衛隊を米国が創設・容認していることからも明らかです

もちろん戦後の多くの日本人に受け入れられたのも、先に書いたEUと同様
日本が戦争によって多大の犠牲を発生させた事実があったからで
キリスト教精神を(形だけでも)受け入れたからではありません