この世は幻、あの世こそ真実　映画「ヴィタール」
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僕は行き詰まっている受講生に対して
もっと現実に対して絶望しろと伝えますが、
それはこの世に絶望しきらないと彼岸、あの世、
すなわち情報空間に目が開かれないからです

この映画のすごいところは、人間の身体の解剖、我々で言えば
現実世界の自分と世界がクソであることを徹底して見つめて深く絶望すること、
によってあの世に意識を飛ばし、そののちにこれまでとは全く別様な存在として
再び現実世界に帰還することを描くところです

僕はこの絶望と混乱ゆえに現実世界から離陸し、
あの世を経由して再び、しかし別様の存在として、
すなわち力を得て現実世界に着陸するという図式の繰り返しこそが
ヒーリングであり、大上段に言えば人生だと確信しています

「あの世を経由する」というのは気功で言えばゴール設定です

ただそのゴールを見つけるにも、
まずは現実と現実の自分に対して深く絶望している必要があります

僕たちはもっと自分の及ばなさや無能さを徹底的に自覚した方がいいのです

そうしなければ馬鹿力は出ませんし、学びに対して動機付けられません

まずは自分のクソさにいい加減気づきましょう