最近わかったのですが
古代ローマ帝国で国教となった時の「カトリック」という言葉は
「普遍の」「公(おおやけ)の」「分派ではない正統的な」という意味で
使われていました。

「カトリック教会」は「正統の教会」という意味になります。
つまり「正教会」と言っているのと同じだったんです。

洗礼で唱えるニカイア・コンスタンチノープル信条では
「一つの、聖なる、公なる、使徒の教会を」と唱えられています。

ラテン語で、クレド(私は〜信じます、)
エト・ウナム(一つの)・サンクタム(聖なる)・カトリカム(正統的な)・
エト・アポストリカム(使徒の)・エクレジアム(教会を)
となります。

ラテン語のエクレジアム(教会)は、
コイネー・ギリシア語(共通ギリシア語)の
エクレーシア(〔招集された〕集会)です。

聖餐だけでなく、洗礼を受けるのでさえ、
教会を離れては出来ない事なのです。現在の私はそう理解しています。