日本のエリート組織の多くは「偏差値は高いが美意識は低い」

計測可能な指標だけをひたすら伸ばしていく、一種のゲームのような
状態に陥っています。ここでは「真・善・美」が問われず、それが
、DeNAのコンプガチャやWELQ問題をはじめとして、続発する企業の
コンプライアンス違反の元凶になっています。

「偏差値は高いが美意識は低い」という問題の闇を語るうえで避けて
通れないのは、オウム真理教です。

この宗教集団の特徴の一つとして、幹部が極めて高学歴の人間によって
占められていた、という点が挙げられます。有罪判決を受けたオウム
真理教幹部のリストを並べてみると、東大医学部を筆頭に、おそらく
平均の偏差値が70を超えるのではないかというくらい、高学歴の人物を
幹部に据えていたことがわかります。
オウムと真光は万教同根ですね。